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2015年12月30日水曜日

「R エディタ」の使い方

R Console の動かし方


「R」の本体が、R Console というウィンドウであることを紹介しました。

 では、どのように命令を実行するのでしょうか?

 赤い「」プロンプトに、1 + 2 という計算式を入力し「Enter」で実行してみましょう。

R Console
















 次の行に[1] 3 という足し算の結果が表示されました。

 「1 + 2」 は計算式ですが、「R Console」 のウィンドウにとっては、コマンド(命令)となります。

「R Console」 に命令を送ることによって、R のソフトは動きます。

 しかし、短い式ならともかく長い式を直接入力するのは大変です。

 コマンドは、ただのテキストデータですから、

 メモ帳で編集し、「R Console」 にコピペして作業する方法もあります。

 けれど、コマンド毎に行を変える面倒が発生します。

 そこで登場するのが、R 専用のメモ帳「R エディタ」です。

 複数のコマンドを、スクリプトを呼びますが、このスクリプトを 「R エディタ」で編集してみましょう。


 「R エディタ」の使い方

 流れ

  1. ファイル
  2. スクリプトを開く
  3. メモ帳が出現
  4. コマンドを記入
  5. コマンドを選択し「Ctrl + R」で命令が実行

(先ほどの直接入力が、間接的に入力される形となる)
 
R エディタ
(先ほどの直接入力が、間接的に入力される形となる)

 ※日本語対応にしています。

 インストール時に、

「Message Translate」

に☑を入れると日本語になります。








 しかし、これでも面倒です。

 もっと簡単に入力できる方法を探す必要があります。

 次回は、「パッケージ」についてです。

 R は、単純な計算式をするソフトではありません、複雑なデータ解析をするためのソフトです。

 それを実行するコマンドは、素人には扱えないものばかりです。

 そこで、それらを簡単に要約してまとめた「パッケージ」をインストールすることによって、

 誰でも分析が出来るようにしたいと思います。