要因探索とは、原因究明
今回は、「現状に関わる要因を探索」。つまり、現状に関わる様々な要因の整理と構造化(要因分析)を実践します。
<データ解析の流れ>
- 問題の所在に気付く
- 現状を把握し評価する
- 現状に関わる要因を探索する
- 現状を改革するための方策を探る
要因分析する場合、その要因の質と量によって、分析する手法が変わります。
2変数間の関連~より多くの変数間の関連と順次紹介します。
2変数間の関連を分析
量的変数とは、数値データに意味があるデータ。
対して、質的データとは、意図的に数値に変換されているが、その数値自体に意味がないデータ。
例:男なら1、女なら1を選択する等
対して、質的データとは、意図的に数値に変換されているが、その数値自体に意味がないデータ。
例:男なら1、女なら1を選択する等
量的変数間の関連
- 散布図による関連の図表示
- 相関係数による関連の強さの要約
質的変数間の関連
- クロス表による関連の表示
- カイ2乗統計量による関連の強さの要約
質的変数と量的変数間の関連
- 箱髭図による分布の比較
- 相関非による関連の強さの要約
多変量解析(より多くの変数間)
目的となる変数を予測、説明する
- 重回帰分析
- 判別分析
- 数量化Ⅰ
- 数量化Ⅱ類
数多くの変数を整理する
- 主成分分析
- 因子分析
- 数量化Ⅲ類
データをいくつかの群にまとめる
- クラスター分析
次回は、データ解析の最後「現状を改革するための方策」について解説します。
<データ解析の流れ>
- 問題の所在に気付く
- 現状を把握し評価する
- 現状に関わる要因を探索する
- 現状を改革するための方策を探る