2016年1月9日土曜日

データ解析の流れは4つのステップ

データ解析には手順があります


 データ分析の流れについて説明したいと思います。

 解析方法=R ソフトの利用方法を理解しても、実際分析出来ないことが多々あります。

 それはデータ解析の目的が何なのか?が、明確でないからです。
 
データ解析、どう始めたらいいだろうか?

<データ解析の流れ>

  1. 問題の所在に気付く
  2. 現状を把握し評価する
  3. 現状に関わる要因を探索する
  4. 現状を改革するための方策を探る

 順次見ていきましょう

  • 1.問題の所在に気付く

 これはデータ解析の始まりです。「何かふと、このデータ変だなぁ~」その一瞬の違和感で十分なのです。それを客観的な数値に落とすことが、データ解析なのです。

  • 2.現状を把握し評価する

 現状を反映したデータを取得する。料理言えば、材料を揃えることです。
 そして、現状をデータによって評価する。これが以前紹介した記述統計学です。
 例えば、データの分布を調べることです。

  • 3.現状に関わる要因を探索する

 2変数間の関連を調べてみたり、より多くの変数を取り込んだモデルによって現状を記述します。
 後者は、所謂多変量解析と呼ばれます。

  • 4.現状を改善するための方策を探る

 モデルによって将来を予測し、改善策を評価します。
 例:気温によってアイスクリーム売上の予測できるなら、季節による在庫状況を管理し無駄な維持費を節約できます。

 次回は、データ解析の流れをもう少し詳しく見ていきましょう。

 

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