データ解析には手順があります
データ分析の流れについて説明したいと思います。
解析方法=R ソフトの利用方法を理解しても、実際分析出来ないことが多々あります。
それはデータ解析の目的が何なのか?が、明確でないからです。
<データ解析の流れ>
- 問題の所在に気付く
- 現状を把握し評価する
- 現状に関わる要因を探索する
- 現状を改革するための方策を探る
順次見ていきましょう
- 1.問題の所在に気付く
これはデータ解析の始まりです。「何かふと、このデータ変だなぁ~」その一瞬の違和感で十分なのです。それを客観的な数値に落とすことが、データ解析なのです。
- 2.現状を把握し評価する
現状を反映したデータを取得する。料理言えば、材料を揃えることです。
そして、現状をデータによって評価する。これが以前紹介した記述統計学です。
例えば、データの分布を調べることです。
- 3.現状に関わる要因を探索する
2変数間の関連を調べてみたり、より多くの変数を取り込んだモデルによって現状を記述します。
後者は、所謂多変量解析と呼ばれます。
- 4.現状を改善するための方策を探る
モデルによって将来を予測し、改善策を評価します。
例:気温によってアイスクリーム売上の予測できるなら、季節による在庫状況を管理し無駄な維持費を節約できます。
次回は、データ解析の流れをもう少し詳しく見ていきましょう。
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