数字だけを分析するわけではないデータマイング
データ解析と言われると、数字だけを分析すると思われるかもしません。
しかし、分析する対象には、「Yes or No」 のアンケート調査や、
データが集められなかった場合の空データも存在します。
R で扱うデータの種類、そしてデータ構造を紹介します。
<データの種類>
整数
実数
複素数
実数 a, b と虚数単位 i を用いて a + bi と表せる数のこと
文字列
数値データ以外を指します。
論理値
論理値は、「正しいか、正しくないか」という意味で、
表現としては、「TRUE or FALSE」を使います。
複数の数値を合わせたデータ構造
数値を長方形に並べたもので、matrix関数で作成する
matrix(ベクトル,行または列の数)
空値
空値とは、何もないことをを表す。決して「ゼロ」という意味ではありません。
ちなみに空値は、「NULL」と表現されます。
<データ構造>
①ベクトル
複数の数値を合わせたデータ構造
例1:x <- c(1,2,3)
※cは関数「conbine」、結合するという意味
この場合、x は、1でも2でも3でもなく、3つの数字のセットと考えます。
R では、データ集合をベクトルとしてよく利用します。
R では、データ集合をベクトルとしてよく利用します。
②行列
数値を長方形に並べたもので、matrix関数で作成する
matrix(ベクトル,行または列の数)
例3:matrix(c(1,2,3,4,5,6), ncol=3) ncol は行を、nrowは列の数を指定できる
次回はRでよく使われる関数に焦点を当てます。
ここまでで質問がありましたら気軽にメールを下さい。データ解析の相談でも構いません。
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